その日は金曜かなんかで、朝まで友達と飲んでたのよ。
それで友達と別れて、帰りの電車を待つ為に駅のホームでフラフラになりながらボーッと電車を待っていた。
電車を待ちながら、その日はせっかくの休日だったから、本当は散歩したりパチンコ行ったりしたかったんだけど、このまま行けば完全に二日酔だからダメだなとか思ってうんざりしてたんだ。
大体朝の8時ぐらいだったかな。
そんで駅のホームの鉄の柵みたいのに寄りかかってたんだけど、横を見たら3mぐらい離れたところに、パッと見18~25歳ぐらいの女がいるわけ。
まだ横からしか見えないけど、それなりに今風な感じで、身長は160cmぐらい。
俺は普段はナンパとかもあんまり積極的に出来るタイプではないんだけど、酔っ払ってどうでもよくなっていたテンションで、特に何を考えるでもなく、女の方に歩いて行った。
近くでよく見てみると結構なスタイル。
上は胸がパツンと張ったTシャツみたいので、下はこれもボディラインがくっきりと浮き出るようなピッタリした白のパンツ。
まだ顔は見えなかったが、なんだか俯き気味で、俺と同じように酔っ払っているように見える。
俺はそのまま近づいていった。
勢いのまま「どこ行くの?」と、なんの変哲もない言葉を掛けた。
しかし女は正面を向いたままでこちらを見る気配もない。
俺は、(あーだめか、今日はさんざんだな)って感じで立ち去ろうとしたその時、女がこちらを初めて向いた。
女の顔は俺も酔っていたからハッキリと覚えていないんだけど、ブスではなくて、中の上ぐらいだったと思う。
俺は“おっ”って感じでそのままもう一度、「どこ行くの?」と下らない言葉を掛けた。
すると女は無言のまま、俺の肩に頭をいきなり乗せてきた。
あまりの展開に驚き、何が起きているのかを判断するのに数秒ほどかかった。
(どういうことだ?具合が悪くなったのか?いやそうじゃない、これは・・・)
俺の混乱した気持ちの中では、(これはいけるんじゃねーか?)という気持ちが少しずつ顔を出し始めていた。
俺は動転した気分のまま、「大丈夫?どこに行くの?」ともう一度声を掛けた。
返事はない。
しかし女の頭はしっかりと俺の肩にある。
俺はその頭を手の平で恐る恐る触ってみたが、嫌がる様子はない。
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