あれは、4年ほど前の夏。
当時、20代最後の夏を謳歌したい欲求不満気味だった俺は、生命保険の出入りの兄ちゃんに、合コンセッティングをお願いしまくっていた。
この兄ちゃん(仮にN君)には、何度も合コンを過去にお願いしており、その都度、期待を大幅に裏切られていたわけだが、それでもN君に再びお願いしてしまうあたりに、俺のルックスの限界が分かるってもんだ。
数日後、N君から吉報が。
どうやら、数少ないコネから合コン相手をなんとか確保したようだ。
聞くと、相手は主婦とのこと。オッケー、オッケー。全然オッケーよ。
でも、一応年齢を確認すると、連絡をとったのは30代後半らしいが、連れはもうちょい、若い女性が来るかも、と。
で、問題になるのが、人選。
N君曰く「5人くらいかな〜」などとアバウトな返事。
とりあえず、うちの上司T部長(30代中頃)、同僚M(30歳)、俺、N君、N君の上司(推定30代中頃)の5人で出撃することに決定。
土曜日の夜、神奈川県の某駅前に向かった。
到着してすぐ、N君が連絡をとる。
すると、すでに居酒屋で飲み始めているらしい。
電話口では、冷静だった(道順を教えてもらった)ので、まだ始まったばかりと推測。急いで居酒屋へと向かう。
指定された居酒屋の2階へ上ると、なんとそこに!たった2人の女性が。
ここで俺の感想は当然ながら、ショボーン。
が、よくよく見ると2人の女性、片方は20代中頃の、まだまだピチピチな感じが残る しいてあげるなら、う〜ん、(当時の)堀ちえみか? 少々ぽっちゃりしてるけど、胸も結構ありそうで何より背が小さそうでカワイイ。
残る片方は、30代後半(N君の知り合い)で、スラッとした美人。
と、いっても女優クラスというわけでもなく、しいてあげるなら、う〜ん、思いつかん。でも、足とかがホント綺麗で、結構そそられる。
とりあえず、7人で乾杯するも、
いくら2人が(N君紹介にしてみたら)高レベルとはいえ、たった2人では、盛り上がりに欠けそうなのは一目瞭然。
俺も含めて、いまいちな自己紹介タイムに入ろうとした、その時に堀ちえみが言った言葉。
「実は今日、子供の幼稚園のお母さん達の飲み会があって、そこから抜けてきたの」
な、なんだって〜
その言葉を聞いて、俄然盛り上がる男性陣。
まあ、女性を目の前にして失礼だったかもしれないが、こちとら、上司と駆け引きするほど人間が出来てません。
小一時間ほど飲んだ後、誰とも無く切り出しました。
「さっき、言ってた飲み会って、近くでやってるの?」
「うん、すぐ近くだよ」
この言葉を聞いてからというもの、男性陣5人組は、いかにその飲み会に合流するかをアイコンタクトで相談し始めます。が、突然長身美人の女性の方が、
「幼稚園の飲み会の方に来いってうるさいの。一緒に行かない?」
きたー!!!! 【「も、もうお願い、おちんちん入れてぇ〜!」合コンで狙ってた子持ち人妻】の続きを読む