前日に大勢(女子5人、男子7人)で海へ行き、オレに女は回ってこないなと諦めていた。
ほぼ見学同然で浜辺の荷物係をやってたんだが、泳がない綺麗な子がワンピの水着にTシャツ着て隣に座っていた。
初対面だし話し下手だし・・・だけど頑張って話をしてみると、割と会話のノリがいい。
海が終わって夕飯を皆で食べに行った時、誰が誰を送って帰るかという話になり、その子とその友人(その子の近所)2人をオレが送る事となった。
それまで彼女が居た事はあったが、手マン終わりだったり、キスだけとかで過ごしてきた20年間。
家に着く頃に、
「電話番号教えてーな」
と勇気を出して聞いてみると、あっさり教えてくれた。
「今夏休みで大概家にいるから」
と、電話をいつ掛ければいいかも会話に含まれていた。
早速次の日の昼間、仕事を抜け出して公衆電話から彼女を家へ電話してみる。
ウブだったのか、番号押すのに10回は躊躇ったのを憶えている。
ベルが5回鳴り、彼女の声が受話器から聞えた。
昨日のお礼と楽しかった事、そして綺麗な子と友達になれた喜びを伝え、話の流れからドライブに行こうという事になった。
速攻迎えに行く準備。
汗臭くないTシャツに着替え、歯を磨いて髪とかして(童貞なのでシャワーとか思いつかず)バックとキーを持って、彼女の家までの30分をワクワクしつつぶっ飛ばす。
彼女の家へ着くと、既に玄関の外で待っていた。
【「い・・いいよ・・・あんっ」勇気を出してナンパした初体験の話】の続きを読む